起立性調節障がい(OD)で、通信制高校を卒業できるか不安な方へ
だるさやめまい、頭痛などで朝起きられず、学校に行きたくても行けない。
でもこのしんどさをわかってもらえず「さぼっている」と思われて辛い…。
という方いらっしゃいませんか?
それは「起立性調節障がい(OD)」の疑いがあるかもしれません。まずは一度お医者さんに相談しましょう。
目 次
・起立性調節障がいの方には通信制高校が合っている
・通信制高校を選ぶポイント
・高校卒業後の進路(事例)
起立性調節障がいの方には通信制高校が合っている。
起立性調節障がいの方は、一人ひとりの差異はありますが、天候不順や季節の変わり目、朝方などに体調不良になる場合が多いですが、体調的に落ち着いている時期や時間帯もあります。全日制高校では出席日数や決められた毎日の時間割通りに通学する必要がありますが、通信制高校では、「在宅コース」というコースを設置している学校もある通り、年間を通して、課題を提出し、決められた回数の授業出席をすれば、単位を取得することができます。
ですので、ご自身の体調の波をある程度、学校の先生と共有できれば、それに合わせて計画を立てることも可能です。過去にあおい高等学院を卒業した生徒には、夕方以降に体調が整ってくる生徒がいて、先生たちが夜中まで個別の授業を行い卒業した人もいます。どこまでの個別対応をしてくれるかは重要ですが、通信制高校を選ぶときには次のポイントを説明会で聞かれるといいと思います。
通信制高校を選ぶポイント
□起立性調節障がいのしんどさを理解してくれる
□個別の計画を考えてくれる
□宿泊型のスクーリングではなく、普段通う学校内でスクーリングができる
□学校に行けないときの学習サポートをしてくれる
まずはこのポイントを説明会の時に確認しておくと安心です。
高校卒業後の進路(事例)
通信制高校卒業後の進路について大きく2つの考え方があります。
1つは、障がい者手帳を持っている、または福祉サービス利用の受給者証を取れる場合は、生活リズムを整えたり、目的を持った生活を送るために、自立訓練事業所に通うことができます。もう1つは、福祉サービスを利用できない場合は、ボランティアや夕方以降のアルバイトなどから、将来の就労のイメージをつけていくことができます。
実際に、あおい高等学院に通っていた起立性調節障がいをもつ生徒は、卒業して1年以内に体調がもどるケースが多いです。卒業後に週1回会ってパソコンの勉強をして自信がつき、週3日の朝からのアルバイトもできるようになり、現在は不登校の子どもたちをサポートする仕事をしている人もいます。
最後に
起立性調節障がいのしんどさや波は一人ひとり異なります。あおい高等学院でならどんなサポートを受けることができるのかは、お気軽にお問合せください。
個別説明会は随時受け付けておりますので、ぜひご予約ください。電話072-807-6763まで。